謝罪

いままで 僕に関わってくれた友人、先輩、後輩、同胞の皆様。

 

 

すみませんでした。

 

少しばかり半生を綴らせてください。

 

これは主観的解釈であって

 

主に僕が悪いことをしています。

 

至らない部分がたくさんありました。

 

苦しんでいてそれを押し黙っている方は僕以上にたくさんいます

 

わざわざ自分が悲観していることを綴ること自体、ナンセンスというか

 

弱々しく、女々しいですし、共感はいりません。

 

少しでも反省の意と自分自身に伝わるように書き残します。

 

 

 

 

僕の両親はいつも喧嘩しているイメージです。

 

きっとそんなことはないんでしょうけど

 

なぜか幼少期のイメージは二人が喧嘩しているシーンや

 

僕がなにか言おうと反発しても床に押さえつけられたり

 

正直にお買い物にいきたいといっても反対されたり

 

自分がやっていた生徒会の活動を無駄だといわれました。

 

母親も苦しかったと思います。父親が当たるので、ストレスをためこみ 

 

それを当たる術がなく僕らに矛先がむいたのかもしれません。

 

父親も苦しかったと思います。資本主義の脱退を狙うにもかかわらず、生活にするためにも家業を継がなければならなかったのですから。

 

頭の中の理想と現実がマッチしていなかったんだな。とおもいます。

 

その時に起きたのが自分の意見など通らない諦めでした。

 

自分が黙れば、認めれば例え自分が悪くないとおもっていても

 

目の前の喧嘩とか言い争いなどの嫌な出来事は無くなる。

 

そうか!!!僕は僕を伝えるよりも

 

お母さんのおもう僕になるほうが楽になるのだ。

 

と楽な道を選んでしまっていました。

 

15歳のときに深夜に「スーパーチャンプルー」という番組をみました。

 

太いデニムに総柄の明るいパーカー

 

帽子も僕が知ってるものじゃない。ニューエラっていうシールがつばの裏に貼り付けてあるキャップ。

 

スニーカーはハイカットのごてごてしたやつ

 

そこにHIPHOPが流れて二人三人と踊り出す。ビートに合わせて音にはめる。

 

そのときに頭を殴られたというか、衝撃が走ったことを今でも覚えています。

 

ストリートダンスっていうものがこれなのかを思いました。

 

そのときから毎週のように録画をして楽しみにしていました。

 

何度も同じビデオを見たり、このダンサー出身地だとか、踊りの様々なスタイルを釘付けになってました。

 

ヒップホップ、ニュージャックスウィング、ガールズ、ジャズ、ロック、ポップ、ワック、エレクトロニカ、クランプ、ブレイクダンス

 

ヒップホップのなかでもオールドスクール、ニュースクール

 

ポップのなかでもブーガルー、アニメーション、ブーグ、ウェーブ、トイマン、スケアクロウ、ディジィッツ、シャドウボックス、とか忘れたけど10種類くらいあった

 

コンピレーションアルバムとかリミックスとかDJとかもここで初めて知ったわけで、

 

特に印象に残っているのは全国の高校生がオーディションで選抜し

 

みなでショーケースを作るということです。汗を垂らして、目は光らせて

 

膝は落ちながらも前は向いて、時に隅にしゃがみこむ。こんな世界が世の中にあるというのがびっくりでした。

 

そんなこんなでいざ、自分も彼らみたいに踊りたい!とおもい、

 

何度もみて、何度も聞いたしこれなら踊れるだろ!だって頭の中で再生できるくらい見たショーケースだもん!

 

ビデオを巻き戻して再生ボタンを押した瞬間

 

 

 

。。。。。。。。。。。

 

。。。。。。。。。。。

 

。。。。。。。。。。。

 

僕はただ、音楽が鳴っている部屋に棒立ちしているだけでした。

 

ダンサーってすげぇ。。

 

そんなことを思った記憶にございます。

 

映像ではバチバチに踊っているのに、あんな簡単に音に乗れているのに、

 

なにも浮かばなかったし、あれ?音楽ってこんなに早いんだって思った

 

体ももちろん動かないし、でも音は流れ去って画面では音が終わり

、次のダンサーが踊りにでてくる。

 

悔しさ なのかな。とりあえずガラケーからダンスの15秒ほどの動画を保存して

 

ターンの練習したり、見よう見まねで踊ってました。

 

中学も卒業し高校へ入ります。

 

そこへダンス部があり、僕は友達と見学しにいきました。

 

女の背の高い艶やかな先輩方がたくさんいて

 

モデルみたい、、、って思いながら必死に体験を終えました。

 

そして入部。

 

最初の課題はHIPHOPの基礎で振り造り

 

ビートにのりつつ、上メロもないがしろにせず、はめるとこははめよう

 

っていったら、そんなんどーやるん。考えてや。って言われて

 

どうにか振りをつけました。

 

厳しいって聞いてたから、酷評かなと覚悟はしていたけど褒めてもらって嬉しかったな。

 

たしか、ダパンプの曲。これが初めてのショーケース笑

 

これで上手く高校生活が行くと思ったら全然でした。

 

部活内ではハブられて一人でひたすら冷たいタイルの上で踊って、最初はバスケ部と同じ更衣室で着替えてたり、トイレで着替えたり、帰路につく。

 

20本ほどしかないスーパーチャンプルーの動画(中3の秋に録画して3月には終わってた)を見ながら技を覚えていきました。

 

でも、バンドマンと出会いがあり、ショーケースする機会をもらったり

 

二つ上の先輩チーム組んで学生のイベントに出させてもらったり

 

バトルのイベントにも出てみたりしました。エントリーのシールが書かれた番号は嬉しくて筆箱に貼り付けてたなぁ